川沿いのラプソディ


川沿いの住まいから、音楽、美術、映画その他文化一般を語りつくします。
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レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦 江戸東京博物館

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別項のコンサートや展覧会と並んで、これも日伊国交樹立 150年を祝う行事の一環として開かれている展覧会だ。誰もが知るレオナルド・ダ・ヴィンチの数少ないオリジナル絵画作品を日本にいながらにして見ることは、もちろんそうそうあるものではないゆえ、貴重な機会と言うことはできる。だが、行く前からなんとなくそんな予感はしていたのだが、この展覧会は一点豪華主義で、ポスターになっている、スコットランドのエディンバラにある Scotish National Gallarey に委託されている「糸巻きの聖母」だけが目玉作品で、ほかにはダ・ヴィンチのデッサンの断片や手稿、後世の画家の模写などなどが並んでいるのみだ。その意味で、同じ日伊国交樹立150年を記念して東京都美術館で開かれているボッティチェリ展の圧倒的な厚みとは、残念ながらかなり異なる内容になってしまっている。

午後の早い時刻に会場の江戸東京博物館に到着すると、入場券の購入に 20分待ち。さらには、この「糸巻きの聖母」を間近に見るためには、会場内で 1時間ほど並ぶ必要があるという。これは小さい作品なので、確かに間近でつぶさに眺めることができればそれに越したことはないが、数m の距離でよければ、列の横から見ることができるので、それをもってよしとした。実際、その距離を隔てて見ても、周りに展示されている後世の画家によるダ・ヴィンチの模写とは、もうまるでモノが違うことは一目瞭然。その神韻縹渺たる作品のオーラを感じられれば、それだけで会場に足を運んだ甲斐があるというものだ。

ダ・ヴィンチが生涯何を求めてどのような行動を取ったかについては、大変な量の書物を日本語で読むことができ、解剖図や機械の設計図、また、謎めいた鏡文字などについても、その気になれば様々な解説を目にすることができる。なので、それはそれとして、別途勉強の機会を見つけようではないか。

by yokohama7474 | 2016-03-21 11:09 | 美術・旅行 | Comments(2)
Commented by desire_san at 2016-04-01 21:44
こんにちは。
私も『レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦』展を見てきましたので、興味を持って読ませていただきました。今まで見たことのない日本初公開の『きの聖母』には感激しました。ダ・ヴィンチの「鳥の飛翔に関する手稿」や花や子どもを観察した日本初公開の真筆素描も見られてよかったと思いました。

私は完成した作品が20点にも満たないダ・ヴィンチが、なぜ術史上最も有名で最も偉大画家と言われているかについてダ・ヴィンチの『糸巻きの聖母』の魅力も含めて考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。
Commented by yokohama7474 at 2016-04-03 00:14
> desire_sanさん
いつもコメントありがとうございます。日本にいながらにしてダ・ヴィンチの真作を見ることができるとは、大変なことですよね。
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