このブログに集って来られる方々の中には、クラシック音楽の演奏会の新しい記事が目当てという方もそれなりにおられることは、自覚している。そんな方からしてみれば、「なんだ、『川沿いのラプソディ』は、初来日のウラディーミル・ユロフスキ指揮のロンドン・フィルとか、あるいはジョナサン・ノット指揮の東京響、アレクサンドル・ラザレフ指揮の日本フィル、クリストフ・エッシェンバッハ指揮の NHK 響、ヨーヨー・マやイーヴォ・ポゴレリチのリサイタル、あるいはキャスリーン・バトルの久しぶりの来日リサイタルとか、伴奏者は変更になったとはいえ、マティアス・ゲルネの『冬の旅』とか、最近の重要なコンサートを全くレポートしないではないか!!」と憤慨の向きもあるかもしれない。だが、このブログで何度か書いているように、私はただの勤め人。出張もあれば飲み会もあり、まあたまには残業ということもある。残念ながら上記のコンサートのどれにも行けていないし、今から予告しておくと、今週後半から来週一杯にかけてはまた、コンサートに行くことはできないのである。だから、イツァーク・パールマンのリサイタルとか、林真理子が台本を書いた三枝成彰の新作オペラにも行くことができない。何卒お許し頂きたい。