川沿いのラプソディ


川沿いの住まいから、音楽、美術、映画その他文化一般を語りつくします。
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マンハント (ジョン・ウー監督 / 原題 : Manhunt)

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前項に引き続き、アジアの映画である。あの名匠ジョン・ウーの新作で、福山雅治が主役のひとりを務める。私はこの、中国生まれ香港育ちの監督の作品には、「男たちの挽歌」シリーズに始まり、「フェイス / オフ」や「M:I-2」などのハリウッド映画でも親しんできた。なのでこの映画は是非見たいと思ったのである。
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だが、あぁなんということ。私にとってこの映画は、苦痛以外の何物でもなかったのだ。日本・中国・韓国の俳優たちを使い、それぞれの母国語に加えて英語で語られるこの映画は、ある意味で東アジアの映画文化の結集であるはず。それなのに、最初から最後まで、私はほとんど感情移入できなかった。不自然な設定、意味の分からない群舞シーン。テレビドラマのような色仕掛け。あり得ない警官の逃亡。それを受け入れる人たちの存在感のなさ。凝りすぎの英語のセリフを無理して語る日本人俳優。太っていて、顔もプロフェッショナリズムを感じさせない、監督の娘である残念な女優。本当に、唖然とするほど痛い映画であるというのが、私の正直な感想なのである。別に、役者のセリフと口の動きが合っていないからといって、それを非難する気はない。ただ、映画、いや、ジョン・ウーの映画に本来備わっていたはずのテンポ感がこれだけないと、感情移入しろという方が無理な相談だ。中国映画も日本映画も、そしてもちろん韓国映画も、それぞれに素晴らしい特性を持っているのに、それらを併せようとすると、なぜにこれほどクオリティが落ちてしまうのだろうか。私はそれを考えたときに、もしかしてこれは東アジアの抱える様々な問題点を体現している映画なのかもしれないと思い至った。まぁそれは考えすぎなのであろうが、これだけ映画の内容が低調だと、そうでも思わない限りやっていられないではないか。

そんな中、唯一興味深かったのは、この役者の出演だ。
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これは誰あろう、往年のアクション映画で大活躍していた、あの倉田保昭なのである!! 人呼んで「和製ドラゴン」。これはめちゃくちゃ懐かしく、70歳を超えた今でも、このような渋い役を演じ、そしてついにはアクションまで披露してしまう彼の姿には、感動を禁じ得なかった。
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これ以上この映画について語ることはない。本当に残念だ。

by yokohama7474 | 2018-03-17 22:42 | 映画 | Comments(0)
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