2018年 11月 16日
フランツ・ウェルザー=メスト指揮 ウィーン・フィル 2018年11月15日 ミューザ川崎シンフォニーホール







私は11/20, 11/23, 11/24 サントリーホールの3公演を聴きに行く予定です。
メストとウィーンフィル日本公演は2010年に一度だけ実現してますよね、2012年にはウィーン国立歌劇場と来日する予定がメストのキャンセルによって実現しなかったのをいまだに残念に思ってます。
あの時に予定通り来日して「サロメ」を指揮してほしかったと思います。
ブラームス ドッペルコンチェルト をウィーンフィルが日本で演奏するのは1975年ムーティ指揮キュッヒル(Vn)シャイヴァイン(Vcl)以来ではないでしょうか。1975年の演奏は私は当時中学1年でしたがTVとFMの放送で聴いて極めて強い印象を受けたものです。その演奏は今ではCD化までされていているほど優れた素晴らしい演奏でしたので、今回の来日公演の演奏はどんなものかと興味津々で聴きに行く予定です。
そうですね、2010年の来日公演と言えば、小澤 → サロネン → ネルソンス + 驚きのプレートル + W=メストという指揮者変更があったときで、彼は「トリスタン」前奏曲と愛の死とブルックナー 9番を振りました。2012年の「サロメ」は確かに残念でしたね。代役に立ったペーター・シュナイダーの手腕は疑いのないものであっても・・・。1975年ムーティ指揮の演奏は「新世界」とともに CD になっていますね。そのときのブラームス 4番は、揶揄の対象になっていたようですが、その後彼がこのオケにとってこれほど重要な存在になろうとは・・・。そう思うと、日本におけるウィーン・フィルの演奏を辿るだけでも、西洋音楽の演奏史の一断面になるように思います。是非サントリーホールでの演奏をお楽しみ下さい。

あー、ウィーンに行きたくなってしまいますね (笑)。